【やっぱりご飯】お米の良さを見直そう!

2013年12月。ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されのもあり、今、日本のお米の質とおいしさの水準は、かつてない最高のレベルになっていますね。ご飯は理想の主食、健康食と見直されているのもうなずけます。

しかし、一方では

・お米以外の選択肢がバラエティー豊かになり

・白米を食べるケースが

・減ってきている

のも事実。

パンにパスタにラーメンにうどんにそばにと、日本人の主食のセレクトはいろいろ。ここ最近、白米を「食べてない…」なんて方も多いのではないでしょうか。

そんな方に今一度、お米の魅力をお届けしますね。

【朝ごはん】あなたは、ご飯派?それともパン派?

ふっくらつややかな炊き立てのあったかご飯は、日本人にとって最高のエネルギー源。梅干しや卵、納豆など相性抜群のお供があれば「お茶碗何杯でもいける」なんてツワモノたちが大勢います。

こんな風に言う私も大のご飯党で、いちばんおいしい食べものだと感じています。毎日食べても、一生食べ続けてもあきることがないでしょう。

農家の方々の熱心な努力のたま物で、今にして日本のお米のおいしさは、過去の歴史の中でも最高のレベルになっています。

ところが反対にどうもそのお米がないがしろにされているようです。

日本のとっておきな朝の食卓といえば、ご飯とみそ汁と焼き魚が定番でしたが、最近では忙しいライフスタイルの中、食事にかける時間を省くため、パン食を習慣にしている方も多いでしょう。

忙しい朝にパンは手軽ですが

・消化が早く

・すぐにお腹がすき

・ついつい間食をして

カロリーオーバーになりがち

その点、ご飯は消化時間が遅いので腹持ちもバツグン!間食の心配もないんですよ!

意外と知らない!?【お米の歴史】

米はイネ科の植物で、世界で食べられているほとんどのお米は、アジアで栽培されていますそれらを大きくわけると

・インディカ

・ジャパニカ

・ジャポニカ

の3種類。

世界的にはサラサラした手ざわりのインディカ米が主流で、米の形は細長く、おもに熱帯、亜熱帯で栽培されています。

ジャワ島生まれのジャパニカは幅が広く粒が大きいのが特徴。そして私たちが食べているジャポニカはつやがあってモチモチと粘り気がある日本型イネ科。

これだけでなく、世界的にみると形や粒の大きさが異なるさまざまなお米があり、大粒種、小粒種、長粒種、中粒種、短粒種などのグループに分けられます。

イネの起源は

・中国南部説

・最南部の雲南説

・インド説

などいろいろ。

初めて栽培型のイネが作られたのは、東南アジアの丘陵(きゅうりょう)地帯で、デコボコとした山が続くどこかで成立したと考えられています。

その後、日本へは中国大陸、朝鮮半島、琉球列島を渡りやってきたとありますが、真相は明らかではありません。

今までの例では、日本で栽培が行われたのは弥生時代からとされてきましたが、各地の縄文遺跡から炭化した米などが出土したことにより、縄文時代終わりの時期にはすでに栽培されていたことが認められています。

それぞれの時代の波に乗ってやってきたお米。一筋の道ではないとするのが正しい判断かもしれませんね。

より粘り強く、よりおいしく【米作りは八十八手】

米→八十八。米という字は文字通り「八」と「十」と「八」を組み合わせて読むことができます。

これは、昔からお米になるまでに88の手間かかることに由来してます。地域によって、米作りの手間や育て方はかわってきますが、おそらく88以上の手間がかかっていたでしょうね。

ついでながら、ひと昔前は米穀通帳なるものがあって、これが身分証明書にもなってたんですよ。

【イネの一生】お米ができるまで

それではここで、お米ができるまでをざっくりと、見ていきましょう。ご飯となるお米は、イネの種になる部分で籾(もみ)とよびます。

〈4月〉

一般的に春から苗床への種まきがスタート。

ビニールハウスの中で、土の水分や温度の管理に注意しながら、芽が出るのを待ちます。

天気がよければ約5日後に発芽。その発芽した苗を枯れさせないよう大切に育てていきます。

〈5月〉

トラクターで田んぼの土をたがやし、やわらかく掘り起こします。ついで田んぼに水を入れて、土をかき混ぜながら表面を平らに。これを代掻き(しろかき)とよび、田植えの準備はこれでOK。

〈6月〉

中旬には青々と育った苗を水田へ。田植え機を使って、ムラなく、まっすぐにお米の苗を植えていきます。

〈7月〉

いよいよ夏も本番肥料をやったり、雑草や害虫からイネを守る日々が続き、まるで休めません。だけど、この時期にイネはすくすくと育つのです。

〈8月〉

穂が出てるとすぐに籾(もみ)が開き、白くて小さな花が咲きます。でもこの小さい花は、開くと2時間ほどで散ってしまうんですよ。農家さんでもなかなかお目にかかれません。

〈9月〉

いよいよ収穫。田んぼ一面が黄金色に色づき、実がぎっしりとつまって、そも重みで穂が垂れてきたら刈り取りです。

種まきから収穫まで約半年間かかります。タフな植物ではないので、気候に左右されながらイネを成長させるのは、とっても大変なことなんですね。

700種超え!?おいしくてタフなお米が「届く」まで

日本では、お米をより安定的な栽培ができるように、さまざまな工夫がされているのです。

各都道府県の農業試験場では約300品種以上のイネが品種改良され、国の農業試験場で改良されたのは約400種

これまでの間、トータルして700種を超えるイネの品種改良が繰り返されていて、今や、そのうちの300品種くらいが、全国で栽培されています。

昔は、花が咲く一歩手前のイネを7分間43℃のお湯に浸け、オシベの花粉だけを処分し、そのイネに別のオシベの花粉をかけて新しい品種の開発をしていました。これはとっても手間がかかりますね。

最近ではバイオ技術を使って品種改良が行われ、今までの約半分の時間ですむそうですが、それでも新品種誕生から私たちの口の中には入るまで10年

日本でふつうにみられるお米は短粒種。どれもお互い似ていますが、これは、おいしいご飯を食卓に届けることを目指して、日夜研究がなされた結果なんです。

おいしくてタフな米を作るには、いろいろな技術を駆使して、時間がかかっているんですね。

最後に

・お米を食べる人が減ってきている

・パンは手軽だがカロリーオーバーになりがち

・ご飯は消化時間が遅く、腹持ちもバツグン

・お米作りは八十八手

・さまざまな技と時間がかかっている

ふっくら、つやつや、心和むほっこり素朴な味わい…主食のご飯がおいしく炊けていたら、幸せな気分になります。

今日は「卵かけごはん」、明日は気分を変えて「明太子」で食べてみたり。ときにはおかずをのせて「丼」にしたり。工夫はいろいろ、お米生活を楽しみましょう

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